とあるアロエの暴走手帖

最近アニメがどんどん好きになっている、とある教習指導員のブログ。 「発見の毎日を」が目標。

本を読む

夏なので、本を読む

ラジオ『内田真礼とおはなししません?』 第8回(2015年7月18日)放送より。
本が読みたい内田真礼さんに、リスナーさんがすすめた本をまとめました。


【1】
空色メモリ (創元推理文庫)
越谷 オサム
東京創元社
2012-06-21



【2】
アオイハルノスベテ (ファミ通文庫)
庵田定夏
KADOKAWA/エンターブレイン
2014-08-30



【3】



【4】
四畳半神話大系 (角川文庫)
森見 登美彦
角川書店
2008-03-25



【5】
越谷オサムさんの『ザ・セイシュン』と投稿されていましたが、BLしか出てこなかった。

本を読む

 『ドキュメント72hours』の「巨大書店 活字の森の歩き方」より。
(平成25年12月20日放送)

取材されていた方が手に取っていた、本の数々をメモします。


【1】




【2】

友人に送る本をどちらにすべきかを迷っていたカップルの彼氏さん。
最終的に【2】のほうを送ることにしていました。



【3】




【4】




【5】




【6】
この一瞬を幸せに生きる―今、ここに生きる気づき (GAIA BOOKS)
クリストファー ティットムス
ガイアブックス
2010-05




【7】


 50歳の楽器職人の方が見ていた【6】と【7】の本。



【8】
ピンチョス360°: all about finger food
ホセ・バラオナ・ビニェス
柴田書店
2013-02-18

 「小さなおつまみ」



【9】

79歳元銀行員さんが探していた本の一つ。
本を「読む」のではなく「買う」=「買書」のが趣味。
そういう楽しみ方もあるのかと、新たに発見。



【10】

10才の男の子が東野圭吾を読むとは。



【11】

10歳「すげーこれで金とるか……」
10歳「日付しか書いていないっていう」
10歳「自分で作る本らしいです」



【12】

哲学を専攻している大学3年生が見ていた本。



【13】
ヘヴン (講談社文庫)
川上 未映子
講談社
2012-05-15

その大学3年生の、「強く生きたい」と思うきっかけとなった本。



【14】




【15】

社会に出て、身体を壊して、挫折した方の選んでいた【14】と【15】の本。



【16】

 「人はパンのみにて生きる者にあらず」



【17】
火山のふもとで
松家 仁之
新潮社
2012-09-28

元銀行員78歳「今年いちばん震えた1冊」



【18】
学問のすゝめ (岩波文庫)
福沢 諭吉
岩波書店
1978-01

大学生27歳「勉学に目覚めた1冊」



【19】
ムッシュー・テスト (岩波文庫)
ポール ヴァレリー
岩波書店
2004-04-16

書店員30歳「無人島に持って行きたい1冊」



【20】

アニメ制作40歳「空想好きになった1冊」



【21】
6号型日めくり カレンダー 2015年
-
BEAM(株式会社ハゴロモ)
2014-10-01

無職85歳「来年に向けての1冊」



「毎日入荷した本の3割が出版社へ返品される。」

「全国的日本の売り上げは減少する一方。」

「この15年で8000の書店が店を閉じた。 」



まだ自分は、自分の人生が変わったーっていう1冊に出会ったことがないんだよな。
たかが本。されど本。
はやく出会いたい。
運命の本に。 

ゴキブリが擬人化?

先日、部屋でニコニコ動画を見ていたら、ふくらはぎあたりになんか変な感触が。
見てみると、ゴキブリがふくらはぎに止まっていました。
驚いて足を動かすと、奴はサササッと机の裏に隠れてしまいました。

寝る直前にこんなことになったもんだから、もう眠れませんでした。
翌日ゴキブリフマキラーやダンゴを設置し、ベッドの裏でひっくりかえっているゴキブリを発見し、事なきを得たのでした。

そのとき、ゴキブリを擬人化した漫画が話題になっていたことを思い出しました。

ごきチャ (1) (まんがタイムKRコミックス)ごきチャ (1) (まんがタイムKRコミックス)
著者:るい・たまち
販売元:芳文社
(2012-07-26)
販売元:Amazon.co.jp
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これがそのゴキブリを美少女に擬人化した作品『ごきチャ』です。
アニメ化も決定し、能登麻美子と釘宮理恵が出演するとのこと。
アキバblogで紹介されていた4コマの画像をみると、この子がゴキブリであるかを忘れそうになります。
見た目が嫌なものも、こうやって擬人化すると、案外本物も平気になるのかもしれません。

と一瞬思いましたが、所詮、ゴキブリです。
現実にいるゴキブリには、やっぱり萌えません。
この漫画を知った後でも、私はゴキブリを見かけたら、すぐにスリッパを高く掲げます。 
以上。

ある本と出会うときに

シルエット (講談社文庫)シルエット (講談社文庫)
著者:島本 理生
販売元:講談社
(2004-11-16)
販売元:Amazon.co.jp
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火曜日、図書館で島本理生さんの本棚の前でどれを借りようか迷っていました。
一気にすべて借りるのもいいし、むしろそうしたいんだけど、来週から実習が始まると読む時間もなくなってしまう。
結局『シルエット』と『大きな熊が来る前に、おやすみ。』の2冊を、直感で選んで借りることにしました。
図書館の閉館時間に家路についたのですが、外はポツポツ雨が降り始め、雷も鳴り始めていました。
そして電車の中で、まず薄い方の『シルエット』から読み始めることに。
全部で159ページあるにもかかわらず、一気に74ページにまで読む進めることができました。

そんな中、この本の39ページにせっちゃんが「『とにかく美人だけどおそろしい姫が、どっかの国の匠に仏像をつくらせたり蛇を殺させる話』」についてわたしに尋ねるシーンがあります。
このあと文章は、「どうやら坂口安吾の『世長姫と耳男』のことを言ってるらしい」と続きますが、まさにこの坂口安吾は、今日の5限の授業で扱っている人物なのです。
その授業は1年を通して坂口安吾の日本論を読む授業で、坂口安吾の書いている多くの随筆を読みつつ、どうして彼がこのような思想表現を持っていたのかについて考える講義です。
自分も何の気なしにこの授業を取っていて、それまで坂口安吾という人物を聴いたことさえなかったんです。
「日本文化私観」「青春論」を読んでいて、もうすぐ「堕落論」のところまで行きそうってときに、島本理生さんの『シルエット』に出てきた坂口安吾というなまえ。
すごく大げさかもしれませんが、運命みたいなものを感じました。
島本理生さんのこの本をこのタイミングで手に取ったっていうのは、偶然だとしても、見えない糸で引き寄せられたような感じがするんです。
もし自分があの講義をとらなかったり、とったとしても出なかったり、この本を今年度になる前に手に取っていたらスッとこの部分は読み流していたと思います。
本との出会いも、人との出会いと同じように、出会うときっていうのが決まっていて、それがまた面白いんですよね。
たしか同じようなことを有名な方が本で書いていたように記憶しています。

ここまで『シルエット』を読んで、わかるなーって思った部分は、41ページに出てくるこの部分。
「匂いというのは時としておそろしい。視覚の記憶よりも強烈に過去を引きずりだすからだ。持っていた服には太陽と埃が適度に混ざりあったようなせっちゃんの匂いがきっちり染み付いていて、抱きしめられた瞬間の体の疼きがつかの間、腕のあたりから一気に込み上げてきた。」
たしかに視覚の記憶よりも、嗅覚で感じた記憶のほうが、それを感じたある過去の一点を鮮明に思い出させます。
子どもの頃の海のにおいとか、お母さんのにおいとか、家の近くに広がっていた水田のにおいとか、公園の砂場のにおいとか、それらを見た記憶は思い出せなくても、それに似た匂いを嗅いだ時にハッとはっきり思い出すなんてことが、自分にはよくあります。
好きだった人のシャンプーのにおいとかを、別れたあとに違う人から伝わってきたにおいで、その人のことを好きになっただとか、あのときを思い出してイライラしただとか、匂いには不思議な力があるように思います。
いつか主人公のように、好きな人の匂いで体が疼くなんてことが自分の身に起こることが信じられないです。
やっぱり島本さんの小説は読むとどんどん深みに嵌っていく感じがして身震いします。

帰れぬ人びと/鷺沢萠

帰れぬ人びと (文春文庫)帰れぬ人びと (文春文庫)
著者:鷺沢 萠
販売元:文藝春秋
(1992-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

この本も河合塾のマーク模試の現代文で取り上げられたため、手に取った作品だ。
この人の名前を聞いたことがなかったものの、『帰れぬ人びと』の人物の心情や町の風景描写にすごく惹かれて、本を開いた。
本を読み終わってこの文章を書くにあたって、鷺沢さんのことをウィキで調べたら、今から8年くらい前に亡くなっていたことに驚いた。
しかも自殺でまだ35歳という若さ。この作品しか読んでいないのに、結構ショックを受けた。
ついでに萠を「めぐむ」と読むこともそのとき知ったし、麻雀好きだってこともそのときわかった。

思いもよらぬ宿命の出会いから、ふたりの魂は引き寄せ合って……。挫折の影をひきずって生きる若者たちの優しさ、無垢さ、あやうさを鮮明にとらえた同時代文学。久々の本格派として話題を呼んだ筆者十代のデビュー作「川べりの道」(文學界新人賞受賞)、第百一回芥川賞候補作「帰れぬ人びと」を収める短編集。  解説・小関智弘

この本に収録されている『川べりの道』は鷺沢さんのデビュー作であり、『帰れぬ人びと』は芥川賞の候補作となっていた。
どの作品にも共通して思うのは、町の風景描写だ。
なんだろう、この町あってのこの人びとっていう感じ。すごく鷺沢さんの町に対しての愛着みたいなのが活字から伝わってくる。
解説の小関さんの「新宿三丁目とか自由が丘と、町の名前を書いてその先を読者にゆだねるようなものが多い。町は…記号で語れるものではない。」の言葉にすごく共感する。
たとえば同じ町に暮らしているからといって、その町に対するイメージや考え方というのは人によって違う。
ただその町を言われただけでは、作者のイメージと自分のイメージに齟齬が生じてしまうので、鷺沢さんのように自身のイメージというか発想というので作品を書いてくれるのは、自分にとってはとてもありがたいと感じる。

そしてもうひとつ、この作品集に登場する町は鷺沢さんの生まれ育った大田区の地名がよく登場するのだが、自分もこのへんの地名にはなじみがある。
だから「ああこういう町のイメージなんだ。自分と似てる、でもここはちょっと違う」みたいに楽しく読み進めることができた。
『かもめ家ものがたり』に登場する74ページ「穴守稲荷のこの赤い鳥居」。
この作品が書かれた当時は羽田空港ターミナル前の駐車場にあった赤鳥居だが、1999年に空港の滑走路を拡張するために弁天橋付近に移動している。
主人公のコウが「鳥居を見ながら後ろ向きに歩いた。弁天橋に着くころには陽も傾きかけていた。」というシーンも、今では再現できない。
そもそもなんで鳥居が空港の中にあったかというと、この赤鳥居は空港をつくるために終戦直後に羽田穴守町、羽田鈴木町、羽田江戸見町の3つの町を2日間でぶっ潰したときに残ったものだそうだ。
京急蒲田駅前の町並みなども描かれており、たまにこのへんに遊びに行く自分にとっては親しみやすい話であった。
『帰れぬ人びと』の219ページの一節、磯野社長が村井に対して「『…前は漁村だったのよ、羽田は。川むこうから工場(こうば)がたくさんやって来るまではにィ』…『もう海は遺憾、そのうちなんも獲れんようになるからって……』」
ここでも羽田という地名が登場しており、鷺沢さんの生まれ育った故郷に対する並々ならぬ愛情というのが伝わってくる感じがした。
『朽ちる町』では東京スカイツリーに近い曳舟川通り、鍍金工場のにおい、遊廊(赤線)という、もう平成生まれの自分ではなつかしむことのない昭和の時代の一片を垣間見ることができた。
作品に登場する人物のキャラクターは深かったものの、自分にとってはたんたんと物語が進んでいく感じで、そんなに印象に残らなかった。
自分の頭が悪くて細かな心情を理解しきれなかったのかもしれないが、こういった人物描写よりその背景の町の描写に、ひたすら読みふけった作品であった。
また『帰れぬ人びと』では故郷が「ない」人びとを描いており、鷺沢さん自身がこういった人びとを書くギャップみたいなのにも興味深かった。
とくに作品の登場人物がどうでよかったみたいな話ではなく、ただ純粋に話そのものを好きになった。

なんかまとまりのない。どうもこう、自分自身読み流してしまったのかな。
素敵な本に、皆様が出会えますように。

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