「ニジガク」が動き出したことについてのお礼と、私の意思表明

やっと、やっと!
ニジガクのアニメがスタートしましたね!

今日この日が来るのを、本当に楽しみにしていました!
アニメ制作に携わったすべての方々に、一ファンとして感謝します!

と、同時に、アニメが始まる前はずーっとソワソワしっぱなし。
関係者でもないのに、すごく緊張してしまいました笑
ただ、同じ気持ちだったラブライバーは、私だけではないはずです。。。
なぜなら、『ラブライブ!』はみんなで作り上げてきた物語
今日のニジガクの一歩目が、どんなふうに描かれていくのかという期待半分、オオコケしてすっごく叩かれないか不安半分、という気持ちがあるからでした。

予想した通り、ニジガクのアニメは、これまでのラブライブ!シリーズとは違っています。
しかし、誰が何といおうと、私は今までとは明確に違っているニジガクのアニメは、新しいトキメキを確かに与えてくれたと思います!
だからこそ、自分は『ニジガク』を通じて、ブログに自分のインプレッションを綴りたいと思いました。
自分の感じたトキメキを、多くのみなさんと共有できる、つながれる世の中だからこそ。
ここに自分の感じたトキメキを遺しておきたい、と考えたのです!

と、いうわけで、12月まで毎週、『ニジガク』で感じたインプレッションや私の解釈を落とし込んでみることにしました。
内容ペラペラなのはご容赦ください。
私の文章表現力では、今はまだ、これが限界です。
また、公式の「答え」ではなく、他のラブライバーさんの考えを否定するつもりもありません。
あくまで、個人の解釈として、ネットの海に一石を投じていることをご理解ください。

また、このブログでは、ニジガクの「考察」はしません
考察は「はてなブログ」で多くの諸先輩方が書いているのを読むべきだと思っています。
多くの【岩波文庫的な教養】【映画手法】といった「武器」の無い私には、そんな高尚なこと、まだできないのです。
もちろん、作り手のメッセージを正確に受け取りたい気持ちはあります。
なので、私なりの「解釈」を書く、そんな記事にしていきたいです。
いずれにしろ、知識や経験を増やすために、いろいろな文献を読んでいる途中でして、まだまだその領域に到達するのは先の話です。

前置きはこのくらいにして、さっそく書いてみます。





これまでの「ラブライブ!」これからの「ラブライブ!」

1話をみて多くの方が感じたのが、これまでの『ラブライブ!』『ラブライブ!サンシャイン!!』との違いでしょう。

まず、構成的な違いとしては、以下が挙げられます。
2010032254415946
・CM前のアイキャッチがない。(単に正式名称が長いから、かもしれませんが)
・エンディングでメンバーが踊らない。(めばちさんのアニメーションのみ)
・キャラクターデザインが異なっている。(室田さんではなく横田さん)
・シリーズ構成も、これまでの花田さんではなく田中さん
・監督も全く違う人

次に、そもそものストーリーの違いとして、以下が挙げられると思います。
2010032239379320
・主要な登場人物全員がスクールアイドルとして活動しない。
 侑は主要なキャストの一人だが「スクールアイドル」であるニジガクのメンバーのサポートをするにとどまるだろう、と推察。
・9人で一つのグループではなく、全員が個人で活動している。
・動物(アルパカ・犬)ではなく、食べ物(コッペパン)が頻繁に登場する。
 いや、しずくの愛犬とか登場するかもしれないけど、キーとなる動物は出てこなかった。
・μ’sもAqoursも、全く登場しない(憧れのスクールアイドルとしても登場しない)。
・学校が廃校ではなく、部活が廃部の危機。
等々。

以上の点から見ても、『ニジガク』は、いままでのシリーズとは一線を画して構成されています。
なぜ、素人の私でもわかるほど、制作者は明確に「違い」を出してきたのでしょうか。

2010032236108588
この答えの一つには、『ニジガク』の始まりがこれまでの作品群と異なる始まり方をしているからだと考えます。
というのも、ニジガクはスマホゲーム『スクフェス』の派生PJ「パーフェクトドリームプロジェクト(PDP)」の一環で結成されたグループなのです。
(これまでは電撃G's マガジンからの企画。『サンシャイン』は「助けて!ラブライブ」という見開きが印象的でした)
おそらく、元々はアニメ化の予定なんてなかったが、思ったより人気が出て、アニメ化したんじゃないかなと勝手に妄想しています。

だからこそ、これまでの路線なんて継承しなくてもよい。
これまでの『ラブライブ!』シリーズとは、全然違うアプローチが許され、自由に試すことができるようになったのです。
だから、キャラデザも変わり、脚本も変えた。
これにより、表現者自体の「色」が前面に出て、これまでのシリーズとの差別化が図れる。
これまでのシリーズに縛られない、新しいカラーが打ち出されたのだ、と思います。

しかし、この『ニジガク』は『ラブライブ!』という世界観の中で成り立っているコンテンツである以上、間違いなくテーマは変わっていません
『ラブライブ!』におけるテーマは普遍的なもので、これまでもこれからも、変えてはいけないものになっています。
作品群のアイデンティティーとでもいいましょうか。
これが無くなったら、もはや「ラブライブ!」ではないのかなと。
では、私が個人的にとらえている、この『ラブライブ!』という作品群のテーマは、一体何でしょうか。

それは「自分の気持ちに正直に、【今】を精一杯生きなさい、そんな人生を愛しなさい」というメッセージです。

おそらく、「ラブライブ!」をこれからタイトルに冠していくすべての作品は、上記のテーマから逸脱することはないと思います。
とはいえ、この共通のテーマは、オフィシャルに公表されているものではありませんので、違っている可能性もあります。
ただ、このメッセージ性は『ニジガク』の1話においても伝わってきましたので、おそらくあっているだろうと(別記事にて記載)。

むしろ、これまでよりも、かなりわかりやすくなったように思います。
これまでの花田さんのテイストは、ある意味クセの強さがあり、これが多くの考察ブロガ―さんに絶賛されていましたので、もしかしたら花田さんのほうがよかったという方も多いかもしれません。
しかし私は、新しい「ニジガク」である以上、この変化は作品にとって大きくプラスに働いているだろうと考えます。
このへんはデジモンやプリキュアなどの、いわゆるファミリー向けの作品を多く手がけている脚本家・田中さんの「色」だと思っています。
いずれにせよ、この普遍的な「ラブライブ!」のテーマは、どんなに新しい時代の「ラブライブ!」であっても変わることがないはずなので、その点は安心して観ていける気がします。





思ったよりも書きたいことがあり長文になってしまったので、2回に分けます。
次の記事では、1話を観て感じた個々のインプレッションをまとめ、気になった点をまとめてみます。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。