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毎日多くの人が、交通事故でけがをしたり、亡くなったりしています。
このような痛ましい交通事故を防ぐためには、どうすればよいのでしょう。
ひとつは、運転する人も、歩行者・自転車も、交通事故を「知る」ことだと思います。
この記事では、交通事故を「知る」ためのツールをご紹介します。

警視庁 交通事故発生マップ」を知っていますか?
これは、警視庁管内で発生した交通事故についてまとめたマップです。
マップ上にその場所を示し、どの場所で事故が起きやすいのかが、一目でわかるようになっています。
また、昨年と今年に発生した交通死亡事故は、発生状況や事故概要まで、知ることができます。

2017/10/09現在、閲覧すると、先週は4件の死亡事故が、管内であったことがわかります。

・大型特殊車と歩行者の衝突事故
 平成29年9月27日(水)午後7時20分ころ
 稲城市矢野口

・列車と自転車の衝突事故
 平成29年9月21日(木)午後9時05分ころ
 世田谷区桜上水5丁目

・バスと自転車の衝突事故
 平成29年10月1日(日)午前10時57分ころ
 小平市上水南町4丁目

・普通乗用車と歩行者の衝突事故
 平成29年10月1日(日)午後3時5分ころ
 足立区西綾瀬2丁目

列車の事故も、踏切で起きて死者が出れば掲載されます。
小平と足立で起きた事故は、メディアで取り上げられていましたね。
稲城の事故はネットで探しましたが、出てきませんでした。

ぜひ地図をスクロールして自分がよく通る道路などを確認してみてください。
自分の主観ですが、以下の特徴があることがわかります。

高齢者が死亡事故に巻き込まれるケースが非常に多い。
・死亡事故発生時間帯では、真夜中の事故が多い。
・死亡事故形態では、自転車と車、またはバイクと車の事故が目立つ。

これらは、教習所の学科の中でも取り上げている内容です。
当たり前ですが、教本に書かれていることは事実なのです。
自分も教官時代、学科をやっていたとき、「警視庁 交通事故発生マップ」を参考にしていました。

皆様がお住まいの地域では、どのような事故が起きているでしょう?
起きている時間帯や、事故の概要を知ることは、事故防止につながります。
ぜひお時間のある時に、「警視庁 交通事故発生マップ」をご覧いただければと思います。