ガーリッシュ ナンバー 第1巻(初回限定版)【Blu-ray】 [ 千本木彩花 ]
【作品情報】
原作 | Project GN |
---|---|
監督 | 井畑翔太 |
シリーズ構成 | 渡航 |
キャラクターデザイン | 木野下澄江 |
音楽 | 菊谷知樹 |
アニメーション制作 | ディオメディア |
話数 | 全12話 |
放送年 | 2016年秋(2016年10月~2016年12月) |
キャスト | 烏丸千歳 - 千本木彩花 久我山八重 - 本渡楓 片倉京 - 石川由依 苑生百花 - 鈴木絵理 柴崎万葉 - 大西沙織 桜ヶ丘七海 - 佐藤亜美菜 九頭P - 中井和哉 |
製作 | ガーリッシュ ナンバー製作委員会、TBS |
【PV】
【あらすじ】
かわいい外見と世を舐めきったメンタルを持つ女子大生・烏丸千歳。
夢と希望と野心を抱いて踏み込んだ声優業界で、彼女が目にしたのは、おかしな業界のシビアな現実の数々だった――。
仕事なし×やる気なしの新人声優・千歳に、人気声優への道は開けるのか!?
【レビュー】(未視聴の方向け)
声優業界の物語です。
『それが声優』という作品を表とするならば、『ガーリッシュナンバー』は裏の作品といえるかもしれません。
決して華々しい場面ばかりを描くのではなく、声優業界のタブーギリギリのところを描いているような気がします。
もちろん私は業界の人間ではないし、真実はわかりません。
やや誇張して描かれているとは思います。
また「声優さんと音響監督さんが……」みたいな、笑えないタブーも描かれていません。
しかし、主人公の千歳が心の中で毒を吐いている部分は、とても人間の女の子らしく描かれていると感じます。
これが女性声優の心の声!?
そんな不思議な作品です。
賛否は分かれるようですが、ぜひ見てみてください。
続きは視聴した感想になります(ネタバレを含みます)。
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【感想】(ネタバレ含む)
[各話リスト]
[全体的な感想]
☆「この業界はどこかおかしい」と言っているシーン。声優さんは「演技」だけで評価されて選ばれるわけではないと思います。これは声優さんに限った話ではありません。大人の世界では「暗黙の了解」があります。間違いなく「ルックス」とか「大人の都合」とか「身体の関係」で選ばれることがほとんどではないかと推測できます。上の人の顔色を窺って、媚びを売らないといけない部分もあると思います。声優さんも大変だなあと勝手に思っています。仕事でも女の人がターゲットを誘惑して身体の関係に持ち込んで、あとから怖い人たちが出てきてその会社や業界から去らなければならない事態になる方もいます。権力を持つこと、高い地位を得ることは、とても怖いことだと感じます。
☆「営業の仕事は売れないものでも売ってくること」。浄水器・住宅・コーヒーメーカーの訪問販売とかがパッと思いつきますね。私の営業のイメージは、いらないと客からあしらわれ、お前人間やめろよみたいに上司からいじめを受けて、行きたくもない接待に行かされ、最終的に精神を病む仕事です。仕事は考えて選びたいものです。
☆自分の評判をインターネットで確認することをエゴサーチといいます。主人公の千歳もやっていました。人は、他社からの評価をすごく気にする生き物です。社会では、人からどう思われているかを客観的に見る力が必要だと思います。
☆千歳はとてもクズで意識の低い主人公ですが、何気に空気読めるし、裏で努力している描写があります。大学時代は「空気?何それおいしいの」で済んでいましたが、社会では空気が読めない人とは仕事してくれません。彼女がクズでありながら仕事を続けていられるのは、マネージャーさんの力だけではないのです。
☆ちなみに漫画版と比べると、アニメのほうが明らかにクズ度が高いです。アニメしか見ないのはもったいないので、Comic Wakerなどで漫画版を読むことをおすすめいたします。
☆九頭Pがキャバで話していた時、「さすがですねー」「しらなかったー」「すごーい」「せっかくですからもう一本」「そうなんだあー」と女の子が返していました。これらは、接客の「さしすせそ」というそうで、水商売ではこれが基本なんですって。怖いですねぇ。このほかの元ネタはこちらが詳しいです。
☆エンディングで、取材協力としてクレジットされていた企業を以下に記します。聖地巡礼などにご活用ください。(出典:アニメスタッフデータベース様)
・BAR DECE(#01、#03、#04、#05、#06、#10)
・P's STUDIO azabudai A/R(#01、#06、#10)
・Royal Garden Café 青山店(#03、#11)
・アニメイト池袋本店(#02)
・「坐・和民」立川南口店(#02)
・アニメイト秋葉原店(#05、#12)
・株式会社すかいらーく ジョナサン上石神井店(#05)
・株式会社カヌチャベイリゾート(#06)
・美らSUNビーチ(#06)
・株式会社木下工務店 三鷹展示場(#06、#07)
・BATHROOM(#06)
・starry eye(#07)
・ニコニコ本社(#07)
・古山閣(#08、#12)
・弁慶橋ボート場(#10)
・練馬タクシー株式会社(#10)
・AKIHABARAゲーマーズ本店(#12)
・本渡楓と天津向の「本渡上陸作戦」(@文化放送のラジオ、#12)
ガーリッシュナンバー(1) (電撃コミックスNEXT) [ 堂本裕貴 ]
[各話リスト]
#01 やさぐれ千歳と腐った業界
#02 天狗な千歳と声なき悲鳴
#03 邪道な千歳と王道展開
#04 イケイケ千歳とゆかいな仲間たち
#05 ちょけった千歳とぼこぼこ評価
#06 浜辺の千歳と通らぬ予算
#07 やじうま千歳と授業参観
#08 ねぼすけ千歳と湯煙旅情
#09 焦燥千歳と疾走ルーキー
#10 闇堕ち千歳と失意のクズ
#11 揺れる千歳と決意の悟浄
#12 烏丸千歳と……
[全体的な感想]
☆「この業界はどこかおかしい」と言っているシーン。声優さんは「演技」だけで評価されて選ばれるわけではないと思います。これは声優さんに限った話ではありません。大人の世界では「暗黙の了解」があります。間違いなく「ルックス」とか「大人の都合」とか「身体の関係」で選ばれることがほとんどではないかと推測できます。上の人の顔色を窺って、媚びを売らないといけない部分もあると思います。声優さんも大変だなあと勝手に思っています。仕事でも女の人がターゲットを誘惑して身体の関係に持ち込んで、あとから怖い人たちが出てきてその会社や業界から去らなければならない事態になる方もいます。権力を持つこと、高い地位を得ることは、とても怖いことだと感じます。
☆「営業の仕事は売れないものでも売ってくること」。浄水器・住宅・コーヒーメーカーの訪問販売とかがパッと思いつきますね。私の営業のイメージは、いらないと客からあしらわれ、お前人間やめろよみたいに上司からいじめを受けて、行きたくもない接待に行かされ、最終的に精神を病む仕事です。仕事は考えて選びたいものです。
☆自分の評判をインターネットで確認することをエゴサーチといいます。主人公の千歳もやっていました。人は、他社からの評価をすごく気にする生き物です。社会では、人からどう思われているかを客観的に見る力が必要だと思います。
☆千歳はとてもクズで意識の低い主人公ですが、何気に空気読めるし、裏で努力している描写があります。大学時代は「空気?何それおいしいの」で済んでいましたが、社会では空気が読めない人とは仕事してくれません。彼女がクズでありながら仕事を続けていられるのは、マネージャーさんの力だけではないのです。
☆ちなみに漫画版と比べると、アニメのほうが明らかにクズ度が高いです。アニメしか見ないのはもったいないので、Comic Wakerなどで漫画版を読むことをおすすめいたします。
☆九頭Pがキャバで話していた時、「さすがですねー」「しらなかったー」「すごーい」「せっかくですからもう一本」「そうなんだあー」と女の子が返していました。これらは、接客の「さしすせそ」というそうで、水商売ではこれが基本なんですって。怖いですねぇ。このほかの元ネタはこちらが詳しいです。
☆エンディングで、取材協力としてクレジットされていた企業を以下に記します。聖地巡礼などにご活用ください。(出典:アニメスタッフデータベース様)
・BAR DECE(#01、#03、#04、#05、#06、#10)
・P's STUDIO azabudai A/R(#01、#06、#10)
・Royal Garden Café 青山店(#03、#11)
・アニメイト池袋本店(#02)
・「坐・和民」立川南口店(#02)
・アニメイト秋葉原店(#05、#12)
・株式会社すかいらーく ジョナサン上石神井店(#05)
・株式会社カヌチャベイリゾート(#06)
・美らSUNビーチ(#06)
・株式会社木下工務店 三鷹展示場(#06、#07)
・BATHROOM(#06)
・starry eye(#07)
・ニコニコ本社(#07)
・古山閣(#08、#12)
・弁慶橋ボート場(#10)
・練馬タクシー株式会社(#10)
・AKIHABARAゲーマーズ本店(#12)
・本渡楓と天津向の「本渡上陸作戦」(@文化放送のラジオ、#12)
ガーリッシュナンバー(1) (電撃コミックスNEXT) [ 堂本裕貴 ]
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