ARIA The ANIMATION Blu-ray BOX 【Blu-ray】 [ 葉月絵理乃 ]
ARIA The ANIMATION Blu-ray BOX 【Blu-ray】 [ 葉月絵理乃 ]



【作品情報】
原作天野こずえ
監督佐藤順一
シリーズ構成
佐藤順一
キャラクターデザイン
古賀誠
アニメーション制作ハルフィルムメーカー
話数全13話
放送年2005年秋(2005年10月~2005年12月)
キャスト水無灯里 - 葉月絵理乃
アイ - 水橋かおり
アリア社長 - 西村ちなみ
藍華 - 斎藤千和
アリシア - 大原さやか
アリス - 広橋涼
晃 - 皆川純子
アテナ - 川上とも子
暁 - 野島裕史
ウッディー - うえだゆうじ
製作ARIAカンパニー



【PV】




【あらすじ】
ARIAシリーズ第1期のアニメ作品。
地球(マンホーム)出身の水無灯里(みずなしあかり)は、一人前の水先案内人(ウンディーネ)になることを目指し、AQUA(アクア)へやってきた。
現在は先輩のアリシアと猫のアリア社長のいる ARIAカンパニーで、半人前としてゴンドラ漕ぎと観光案内の練習をする日々を送っている。
ネオ・ヴェネツィアの優しい風景の中、成長していく灯里とその周りの人々の四季折々の生活を描く。



【レビュー】(未視聴の方向け)
2014年にtvkでやっていた再放送で視聴。
『たまゆら』などで有名な佐藤順一監督作。
最初の1話を見たときに、おそらく「退屈な」「つまらない」印象を受けるかもしれません。
戦う乙女たちではないし、かといって普通の女子高生アニメでもない…。
3次元ではありえないような「ほのぼの感」が、ずーっと続きます。
非日常のような日常、別次元の癒し系作品といえます。
ワクワクする、萌えを求める、SF系が好きな人には向かないかもしれません。
ただ、現実につかれて嫌になった人がふっと見ることで、少しでも元気をもらえる作品であると確信しています。

続きは視聴した感想になります(ネタバレを含みます)。

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【感想】(ネタバレ含む)

[各話リスト]
1 その 素敵な奇跡を…
2 その 特別な日に…
3 その 透明な少女と…
4 その 届かない手紙は…
5 その あるはずのない島へ…
6 その 守りたいものに…
7 その 素敵なお仕事を…
8 その 憂鬱な社長ったら…  その イケてるヒーローってば…
9 その 星のような妖精は…
10 その ほかほかな休日は…
11 その オレンジの日々を…
12 その やわらかな願いは…
13 その まっしろな朝を…

[作品を通して、心に残ったこと、自身の中に得たもの]
この作品には、いろいろな名言というか、当たり前のことなのに、忙しくてつい忘れてしまいがちなことを思い出させてくれます。

特に、自分が共感したと感じるのは、第9話。
アリシアさんの師であるグランマに会いに行く話です。

藍華は「立派なプリマになれるように助言をいただきたい」とグランマに求めます。
グランマは、アリシアは藍華たちからどう見えるのかを問います。
このとき藍華は、「きっとグランマの一番弟子として、血のにじむような努力を重ねたから、アリシアさんはアクアのウンディーネとして一番の星になれた」と答えます。
しかし、グランマは、アリシアさんが今の地位を築けたのは、彼女自身がなんでも楽しんでしまう名人だという、たったそれだけの理由だと、意外な返答をするのです。
でも、きっと楽しめることばかりではない、苦しいことや悲しいことだってあるはずと藍華は考えます。
しかし、グランマは
「(苦しいことや悲しいことは)より人生を楽しむための隠し味だと思えばいいじゃない。自分の中で変えてしまえばいいのよ。何でも楽しんでしまいなさいな。とっても素敵なことなのよ、日々を生きてるっていうことは。」
「がんばっている自分を素直に褒めてあげて、見るもの聞くもの触れるもの、この世界がくれるすべてのものを楽しむことができれば、このアクアで数多輝くウンディーネの一番星になることも夢じゃないわよ。とっても簡単なことなのに、みんな忘れがちなのね。」
と3人にいうのでした。

アリシアさんは別の話で
「どんなに豊かでも不幸な人はいるし、どんなに貧しくても幸せな人だっているわ。結局本人次第なのよね、幸せを決めるのって。灯里ちゃんが素敵だから、この世界がみーんな素敵なのよ」
とも語っています。

この2人の考え方の根底にあるのは、物事は楽しくとらえることができるかは自分次第だということ。
自分が幸せか不幸かなのも、自分のポジティブさ、前向きさ次第なのですね。

実はここ2か月、私は転職活動をしていました。
そのとき、自分はこの言葉通り、転職活動を「楽しませて」もらいました。
もちろん楽しいものではありません。

仕事の休みのたびに、スーツに着替えて朝から夜まで転職活動。
何十社も書類選考で落ちて、何十社も一次面接でお見送りになりました。
適性検査で落ちたことだってあります。
普通に考えて、楽しいものではないです。

一方で、転職活動中に、いろんな人に出会え、いろんな考え方に触れることができました。
転職アドバイザーさんから、自分では気づかなかった長所を教えていただけました。
「他人と話すときに目が合っておらず、第一印象が悪い」と、ある企業の面接中に指摘されて、悪いクセを直そうと意識することもできました。
面接がひと段落ついて何の気なしに見上げた夜空に、オリオン座がハッキリと見えていて、明日もがんばろうという気持ちになれました。

つらいことも、悲しいことも、たくさんありましたが、総じて「楽しく」できたから、最終的に内定をもらうことができたと思います。
グランマや、アリシアさんのいう「人生で与えられたものを楽しむこと」は、これからも自分の軸のひとつになっていくだろうと考えています。

ARIA The MASTERPIECE完全版(1) [ 天野こずえ ]
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