【作品情報】
原作MONTWO
監督長崎健司
シリーズ構成
丸戸史明 with 企画屋
キャラクターデザイン
かんざきひろ
 石野聡
アニメーション制作Lay-duce
話数全13話(OVA 1話)
放送年2015年夏(2015年7月~2015年9月)
キャスト瀬良 カイト - 森久保祥太郎
霧羽 ナギサ - 内田雄馬
白崎 イリス - 雨宮天
瀬良 ミズキ - 小澤亜李
服部 花子(アンジェリーナ) - 小林ゆう
領家 マコト - 津田美波
北原 コジロー - 豊永利行
花岡 ツバサ - 洲崎綾
舞岡 サクゴ - 近藤孝行
能年 ユナ - 阿澄佳奈
上永谷 アキ - 夏川椎菜
八槙 スバル - 南條愛乃
小鳥遊 カオルコ - 堀江由衣
製作CC PROJECT(アニプレックス、アニマティック、電通、ムービック、KADOKAWA、Lay-duce)
MBS



【PV】




【あらすじ】
火星に作られた日本の新たな都道府県のひとつ、「第4東京都」。この都市の経済特区である「霧科市」に、航空宇宙事業で名をあげた超一流企業、「霧科コーポレーション」があった。
この会社は様々なジャンルにシェアを広げつつ、「霧科科学技術学園」という私立学校も運営していた。
これだけでも特殊なのだが、さらに異彩を放つクラスが学園内にある。
昼は学園で生徒として勉学に勤しみ、放課後は社員として会社に出社し発展型試作ロケットの開発という重要なプロジェクトに携わっているのだ。
それが「霧科コーポレーション先行技術開発部 教育開発室」――通称「A-TEC」である。
この部署の室長を務める若き天才エンジニア瀬良カイトは、学園に通うA-TECの生徒達の担任教師でもあり、熱血ロケット先生と呼ばれ親しまれて(?)いた。
物語はこのA-TECに転校生・霧羽ナギサがやってくることから始まる。
創業者一族の名を冠するこの男は、先行技術開発部部長に就任するやいなや、A-TECがこのまま高コストのお荷物部署であり続けるようならばメンバーをリストラし、部署を解散させると宣告する。
それを防ぐには今まで湯水のように使ってきた予算を節約し、開発コストを大幅に削減しなければならない……。
今まで目を逸らし続けていた現実をつきつけられたカイトは、果たしてA-TECの危機を乗り切ることができるのか。
そして霧羽ナギサの真の目的とは――。



【レビュー】(未視聴の方向け)
『俺妹』のキャラデザを担当している、かんざきひろさんが参加している作品です。
最初、公式ホームページにも情報が明かされていなかったので、てっきり学園モノだと思っていました。
しかし、1クール通してみると、これは学園モノではなく、なんと企業モノでした。
と思ってみていたら、政治とか、いろんな要素が絡んできています。

続きは視聴した感想になります(ネタバレを含みます)。

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【感想】(ネタバレ含む)

[各話リスト]
第一話 遅れてきた転校生
第二話 リストラの教室
第三話 経理部から来た女
第四話 激突! ユニオンバトル
第五話 旅の恥は上書き
第六話 忸怩たる一族
第七話 服部花子のいちばん長い日
第八話 金と選挙と学園祭
第九話 歓喜なき勝利
第十話 常務 霧羽ナギサ
第十一話 それぞれの逆襲
第十二話 希望と野望と絶望と
最終話 史上最大のプレゼン

[全体的な感想
☆実はこのレビューを書いているとき、視聴してからかなり時間が経っています。そのため、一生懸命内容を思い出しているのですが、何一つ思い出せないのです。レビューサイトなどを見ながら、「ああ、そういえばこんなシーンがあったなあ」などと思い出せるのですが、何かぼやっとしています。
☆この物語には、三つの軸があります。「学生」「企業」そして「政治」。この三つの軸を1クールでまとめているので、一つ一つのエピソードが薄いのかもしれません。
☆この作品は、一般受けを狙っていない感じがします。どちらかというと、ものづくりに携わっている社会人には、共感をもらえそうです。ただ(自分もそうですが)学園モノや日常系が好きな人にとってみると、ちょっと見ていて解説がほしいなという点があります。
☆他の人も書いていますが、せめて2クールで内容をじっくりやってくれればなと思っています。実写ドラマで月9枠でやるのもいいかもしれません。いずれにしても、アニメでやる要素がほしいです。
☆キャストをみると、Trysailの子が2人演じています。彼女たちはオープニングも歌っているので、てっきり全員出演するのかと思っていました。なぜ麻倉ももちゃんは出ていないのでしょうねぇ。
☆アンジェリーナ先生は、忍者という設定があるようです。なぜ、忍者なんでしょう。中の人関係かと考えましたが……。忍者になったエピソードとかが知りたいです。
☆生徒たちは、10人登場します。しかし、その10人のエピソードがほとんど描かれていません。結局イリスちゃんとミズキちゃん、そしてナギサくんの三角関係で終わりました。もっとカイト先生のこと大好きな子(上永谷アキちゃん)とかの絡みが欲しいんです。
☆ちなみに、一番エピソードとして好きなのは、5.5話です。こちらは本編5話の裏エピソードとなっており、OVAで視聴することができます。
☆内容を端的に言い表すと、前半は「女子会」、後半は「露天風呂で男祭り」となります。この話をテコ入れとして使わなかったあたり、スタッフさんの「ストーリーで勝負する姿勢」が伝わってきました。
☆「コジロー×マコト」というカップリングが明かされただけでもうおなかいっぱいでした。こういう要素があればなー…。

Classroom☆Crisis (3) (MF文庫J)
田口一
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-01-25