スマートフォン向けのアプリとして人気がある、タスクキラーアプリ

使っていないアプリをすぐに終了するので、電池の持ちがよくなる、
スマホがサクサクと動くようになるなどの触れ込みで、
インストールしている人も多いと思われる。

しかし実はこのアプリが、逆に電池の持ちを悪くしている可能性がある。

実はアプリには「常駐アプリ」というものがある。
例えばフェイスブック、LINE、ウィルスバスターなどが常駐アプリに挙げられる。

タスクキラーアプリは、この常駐アプリも含めて(デフォルト設定ならば)終了させているが、
終了させても、常駐アプリはすぐにまた起動されるようになっている。

起動してはタスクキラーアプリによって終了され、また復活し、また終了し……。
こういうことを永遠と繰り返しているので、逆に動作が重くなったり、電池がすぐに切れてしまう

実際、私も某大手検索サイトが作ったタスクキラーアプリを使っていたが、
画面の電源を入れるたびに、ウィルスバスターが起動したことを通知するし、
Meridianで音楽を聴きはじめて1分くらい経つと、ブツッ…ブツッ…と音飛びが発生するようになった。
もちろんウィルスバスターも、Meridianも、タスクキラーアプリの設定で終了しないようにしていた。
それでも動作が重くなってしまっていた。

そこで、以下の2つのブロガーさんの記事を参考に、そのタスクキラーアプリをアンインストールし、
新たにシンプルタスクキラーを使って、必要な時に手動でアプリを終了させることにした。
すると、ウィルスバスターが画面を点けるたびに再起動することも、Meridianでの音飛びもなくなった。

【Androidレポート】僕がタスクキラーを使わない理由

Androidのおすすめタスクキラーアプリとデメリット

タスクキラーアプリは使ってはいけない


もし私のように、この手のトラブルで悩んでいるのであれば、
タスクキラーアプリをアンインストールすることを、おすすめしたい。

なお、最近のAndoroid OSには、もともと標準でタスクキラーが備わっていて
使っていないアプリは自動で終了されている。
Windowsのように、自分で終了させなければずっと起動しっぱなし…ということはないみたい。