「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」Vol.1<初回生産限定版> [Blu-ray]
松岡禎丞
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2015-06-24




【作品情報】
原作大森藤ノ
監督山川吉樹
シリーズ構成白根秀樹
キャラクターデザイン
木本茂樹
アニメーション制作J.C.STAFF
話数全13話
放送年2015年春(2015年4月~2015年6月)
キャストベル・クラネル - 松岡禎丞
ヘスティア - 水瀬いのり
アイズ・ヴァレンシュタイン - 大西沙織
リリルカ・アーデ - 内田真礼
エイナ・チュール - 戸松遥
シル・フローヴァ - 石上静香
リュー・リオン - 早見沙織
リヴェリア・リヨス・アールヴ - 種田梨沙
製作ダンまち製作委員会



【PV】




【あらすじ】
広大な地下迷宮、通称「ダンジョン」を中心に栄える迷宮都市オラリオ。
英雄譚にあるような「異性との運命の出会い」にあこがれ、駆け出しの冒険者となった少年ベル・クラネルは、ある日ダンジョンで場違いな強さを持つモンスター「ミノタウロス」に襲われる。
あまりのレベル差になすすべもなく追いつめられたベルは、間一髪のところでトップクラスの冒険者アイズ・ヴァレンシュタインに助けられる。
その瞬間、アイズに一目惚れしてしまったベルは、いつかアイズに釣り合う冒険者になろうと行動を開始する。



【レビュー】(未視聴の方向け)
「ヘスティアの紐」で大ブレイクした、通称『ダンまち』。
日常系が好きな自分でしたが、録画していた13話を一気に見るほどハマりました。
戦闘シーンもあり、主人公たちパーティーがどうなってしまうのかとハラハラすることもありましたし、
神であり、ロリ巨乳でもある、ヘスティアのベルくんに対する愛情にニヤニヤしたりと、
最後まで飽きずに見ることができました。

続きは視聴した感想になります(ネタバレを含みます)。

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【感想】(ネタバレ含む)

[各話リスト]
1 冒険者(ベル・クラネル)
2 怪物祭(モンスターフィリア)
3 神様の刃(ヘスティア・ナイフ)
4 弱者(サポーター)
5 魔導書(グリモア)
6 理由(リリルカ・アーデ)
7 剣姫(アイズ・ヴァレンシュタイン)
8 英雄願望(アルゴノゥト)
9 鍛冶師(ヴェルフ・クロッゾ)
10 怪物進呈(パス・パレード)
11 迷宮の楽園(アンダーリゾート)
12 悪意(ショー)
13 眷族の物語(ファミリア・ミィス)

キャラクター/声優]
ボクっ娘のヘスティアを演じている水瀬いのりさん。
キャラクターの感じと非常にマッチしていて、なるほど、これは人気が出るわけだ。
今回はしかちゃんも女神・ロキ役で出演。
もともと奈良の人だから関西弁はわかっているだろうけど、あえてエセっぽくしゃべっている感じがいいと思います。
でももっと出番があってもよかったと思われます。

[作画/音楽
これがJCの本気か、と思うほど、気合の入ったOPのベル×ヘス。
一緒になんか食べたり、一緒に、腰ふりながら歯を磨いたり、酒場でほっぺたぴったんこだし。
そして構造がよくわからない例の紐…。あれ、うっかり脱げちゃったりしないの?
ゆかちのオープニングも、分島花音さんのエンディングも、アニメの雰囲気に合っていてGOOD!

[印象に残っている、共感できるシーン、セリフ]
第6話の「リリルカ・アーデ」が一番心に残っています。
人を信じることができない少女が、再び人を信じてみようと思う話。
どこかの小説にも出ているようなありきたりな、王道なお話です。
でもやはりどこか、よかったーって思える話でした。
生きるために、ひどいファミリアに入っても、冒険者にいたぶられても、それを堪えて、生きるために盗みまで働くようになったリリ。
それでも、良くも悪くも人を信じすぎる純真なキリト君に、ラストで助けられる。
自分の気持ちをキリトに涙ながらにぶつけながら、自分の本当の居場所を見つけられたリリ。
エンディングもリリのキャラソンということで、これで最終回にしてもいいんじゃねって思えるエピソードでした。

[作品を通して、心に残ったこと、自身の中に得たもの]
今、最終回まで見たのですが、最後が詰め込みすぎて、もう意味がわからなかったです。
原作を読んでいない人には優しくない最後でした。
なぜ安全な階層にモンスターが生まれたのか。
なぜベルくんは勝てたのか、あの剣は何なのか。
いきなり鐘が鳴り始めたのはなぜ。
などなど。
疑問点は挙げていけば、キリがない。
これは、もっと詳しく知りたければ原作を買ってねということでしょうか?
ところが、詳しくそれについて解説してくれているブロガーさんを見つけました。
ぜひ読んでみてください。わかりやすいです!
この記事を読んで、なるほどそういうことかと納得することができました。
でも、もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか。
尺に納めなければならない大人の事情もおありでしょうが…。
最後に不平不満を書いてしまいましたが、全体的にはすごくワクワクと楽しめるお話でした。