ミリオンドール [Blu-ray]
楠田亜衣奈
アース・スター
2015-11-20




【作品情報】
原作
監督川口K一郎
山内東生雄
シリーズ構成
脚本
村上桃子
キャラクターデザイン
山根理宏
アニメーション制作旭プロダクション
話数全11話
放送年2015年夏(2015年7月~2015年9月)
キャストすう子 - 楠田亜衣奈
リュウサン - 梅原裕一郎
マリ子 - 伊藤美来
ゆりの - 松井恵理子
もも菜 - 渡部優衣
りな - 飯塚麻結
鎌倉ひなみ - 内田彩
イトリオマネージャー - 置鮎龍太郎
マリ子マネージャー - 稲田徹
くうにゃん - 荒川葉月
製作「ミリオンドール」製作委員会



【PV】




【あらすじ】
君を絶対に有名にするから──────。

ひきこもり"在宅"アイドルオタク「すう子」は1つだけ特技を持っている。
それはブログの力だけで女性アイドルの人気に火を付けること。

すう子は一般人の姉に無理やり連れ出された出先のスーパーマーケットで、
ライブをしていた福岡県糸島市の地方アイドル「イトリオ」に一目ぼれ。
自身の人気ブログ『すうブロ』で、持てる力の全てを出し、彼女の話題をバズらせて、自分なりのやり方で売り出そうとする。

しかしアイドルライブの"現場"でカリスマ王子として名を馳せる有名オタ「リュウサン」と、彼の応援する地下アイドル「マリ子」の存在が立ちはだかる!

実際にアイドルオタクである筆者”藍”が描く、【リアルすぎるアイドル群像マンガ】アニメーション化。



【レビュー】(未視聴の方向け)

[物語]
原作は全く未読の状態で視聴しました。
てっきり某アイドルアニメのように、アイドルの方に注目するのかと思ったら、
アイドルオタクの方々にスポットを当てている方が多かったように思います。
登場するメインのアイドルは、地方アイドルと、地下アイドル。
登場するメインのアイドルオタクは、在宅ヲタと現場ヲタ。
この4者のそれぞれの熱い思いが、物語の中で交錯しているところが見どころか。

[声優]
登場する声優さん、若い人が多い。
自分が歳をとったと、改めて思わされます。

[キャラクター]
個人的に現場ヲタのほうが尊敬できるので、リュウサンのほうが好きです。
現場に行って直接アイドルを応援するというのは、アイドルにとっても元気がもらえると思うから。
ネットの世界からの応援は、影響力があってうれしいんだけど、
声が本人に届きにくいから、すう子たまには外出ろよと勝手なことを思ってしまいました。

[作画]
1話のOPのダンスは、このアニメ大丈夫かなと思う出来でした。
しかし回を重ねるごとに作画がよくなってきた?ように思います。
とくにマリ子のOPシーンはヌメヌメ動いているので、とりあえず6話まではがんばってみましょう。

[音楽]
マリ子の『細胞プロミネンス』。これはカッコイイ!
個人的にイトリオの曲よりも、ロック曲調なこっちのほうが好きです。
伊藤未来さんも歌上手です。

[このアニメを通して、感じたこと、自身の中に得たもの]
アイドルは、お客さんに笑顔と元気を与えるもので、お客さんには常に笑顔でというイメージがあります。
しかし、実際にはその裏側には様々な葛藤や、嫉妬が渦巻いています。
そして、地下アイドルや地方アイドルは、AKBのように大きな後ろ盾がないぶん、上に目指すのは厳しいのが現状です。
それでもアイドルはお客さんの笑顔や声援を糧に、上を目指していくのでしょう。

…これ、もうちょっと原作を読みたいです。
アニメだけだと、この作品の奥深さがよくわからない気がします。
しかし現在作者さんが病気療養のため休載しているとのことで、何かモヤモヤしたものが残りました。



続きは視聴した感想になります(ネタバレを含みます)。

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村 


レビュー ブログランキングへ 

【感想】(ネタバレ含む)

[印象に残っている、共感できるシーン、セリフ]
やはり、10話でマリ子が口にした「もっと上に行きたい!!」と舞台の上から叫んだ言葉です。
この嘘偽りのない正直な気持ちって、人を動かす原動力になるし、
口に出さないと前に進めないことってあると思います。

[どんな作品として心に残っているか]
「オタクって気持ち悪い」という人もいます。
しかし自分は何かに熱く取り組んでいて人生を充実させている人は、ただ毎日を何もせずに過ごすより、カッコイイと思います。
この作品に込められた、アイドルの立場、気持ち、思い、アイドルヲタとしての気持ちを感じ取っていただきたいと思います。

[3話ごとの所感]
1話5分(初回のみ10分)で、合計60分足らずの作品なので、1~5話までと、6話~11話までに分けて書きます。

1 在宅ヲタ vs 現場ヲタ

2 ひなみをメジャーにあげたのは……

3 地下アイドルとご当地アイドル

4 すう子の覚醒

5 イトリオ、初ワンマン!

1話には、オタク語講座というのがあったのですが、2話以降からなくなってしまい、
監督も2~5話まで不在ということで、何があったのでしょう。
在宅ヲタと現場ヲタの対立、どっちもお互いをけん制し合っていました。
自分の考えが足らないのかもしれないが、どうして在宅と現場が結託しないのでしょう。
現にひなみをメジャーデビューさせたのは、この両者が結託したからだというのに。

6 それぞれの憂鬱
≪7 進め! すう子会
≪8 ゆりのの本音≫
≪9 マリ子の事情≫
≪10 もっと、上に行きたい≫
≪11 目指せ、メジャーデビュー!≫


すう子のネット仲間が、非常に危ない方々に見えます。
ネットの世界って顔が見えないから怖いです。
自分も実際にゲーム仲間とのオフ会に参加したことがありますが、逢う前は非常にドキドキしたことを覚えています。
ネットの世界だからこそ、結託できる人達というのもいるのでしょう。
ゆりのもマリ子の「もっと、上に行きたい」という発言で、このままでいいんじゃないかという気持ちを捨てる覚悟ができた描写がよかったです。
「イトリオ(在宅ヲタ)」 VS 「マリ子(現場ヲタ)」……どちらが先にメジャーデビューできるのか! といういいところでアニメが終わってしまいました。
続きは原作を楽しみにしたいと思います。



ミリオンドール 1 (アース・スターコミックス)
アース・スターエンターテイメント
2015-06-26