元プロボクサーの高橋ナオト

数々の試合があまりにドラマチックだったため、逆転の貴公子と呼ばれた。

1989年1月22日、マーク堀越をボロボロになりながらの逆転KO。

1989年5月13日、当時19歳のタイ王者、ノリ・ジョッキージムにも逆転KO。

どんなに打ちのめされても、まわりがもうだめだと思っても。

普段の練習で身体が覚えていたパンチと、その気力で、勝利をつかみ取った。



このボクサーの試合を見ていると、やっぱり最後まで結果はわからないものだと思う。

今が悪い方向を向いていても、きっとその先にはいいことがあるんじゃないかと思う。

実際そういう「奇跡」みたいなやつは、なかなか起きないって知っている。

でも実際にそうやって逆転してきた人がいる。

だから自分もあきらめない。